当社は大正7年に創業しました。

 

創業者である深瀬重一が、当時ニシン漁で賑わいつつあった留萌の地に、馬具職人としてお店を構えたのがその始まりです。

馬具職人である親方のもと、幼い頃より親元を離れ修行を積み、若くして独立したお店だったと聞いています。

 



今でもそうですが、鞍や手綱といった馬具には多くの皮革が使われます。そうした馬具づくりに使用した革の残りを使い、

靴履物もつくり始めたのだそうです。

移り行く時代の中、馬具への需要は徐々に減って行き、自然な流れとして靴の商いが増えて行きました。

 


後を継いだ二代目の時に馬具づくりをやめ、靴の小売店へと変わって行きました。その後スポーツ用品なども扱うようになり、

昭和31年に法人改組により株式会社となります。

また三十数年前、二代目の念願でもあった札幌1号店出店を皮切りに、徐々に札幌へ拠点を移して行きました。

 

そして現在、三代目となる深瀬隆一が社長を務め、平成30年に100周年を迎えることとなりました。